GREETINGS ごあいさつ

広島アルミニウム工業株式会社 代表取締役社長小松 理央

当社は、1921年(大正10年)の創業以来、「熱意と誠意と創意」を経営信条として、お客様のために時代の変化に合わせた商品の開発と技術の向上に努めてまいりました。

おかげをもちまして、2021年に創業100周年を迎えることが出来ました。これもひとえに、お取引先様や地域社会の皆様方からお寄せいただいたご支援ご協力の賜物と心より感謝申し上げます。

現在は、ダイキャスト鋳造、砂型鋳造、また低圧鋳造など、アルミニウムの鋳造に関しては全ての工法に対応できることを強みとしておりますが、社内での金型設計から鋳造・加工・アッセンブリーと完成品までの一貫生産体制を構築し、品質・コスト・納期それぞれに、お客様の求めに迅速に対応する体制を確立しております。

主な社内の取り組みとしては、1996年より、全員参加の経営と環境変化に合わせた企業体質を目指して「アメーバ経営」を導入。2003年からは、徹底したムダ排除による原価低減を活動のねらいとして「HPS活動」に取り組むことで更なる企業体質の強化を進めております。

また、品質第一の信念に徹しお客様の信用を確保するという品質方針のもと、1997年にISO9001の認証を取得。2001年にはISO14001の認証を取得し、環境活動にも積極的に取り組んでおります。そして、2002年からは、海外にも事業を展開し、ベトナムを皮切りにメキシコ、中国、タイの4カ国にも生産拠点を置き、更なる事業の拡大を目指しております。

昨今は環境問題から、世界的に自動車の電動化の流れが加速しており、弊社を取り巻く環境も大きく変化しておりますが、これまでに蓄積した技術と新たな技術の開発によって、地球環境に優しいアルミニウム製品を提供することで社会の発展に貢献してまいります。